年子子育てのメリット・デメリットを経済的に考える

年子子育てのメリット・デメリットを経済的に考える

年子を育てる経済的負担について、知りたい方へ。

「年子を連れていると『大変だね』と言われることがあります。年子って他の2人兄弟よりも育てるのが、大変なのでしょうか?」

例え何歳差でも子供一人にかかるお金は変わりせん。ただお金のかかるタイミングが違うだけです。

当記事では、年子を育てる上でかかるお金について、まとめました。年子子育てならではの経済的負担を考えてみましょう。

お金がかかかるタイミングやメリット、デメリットを知っておけば、備える余裕も出てきます。参考にしてしてください。

お金のかかるタイミング

子供にお金のかかるタイミングはだいたい決まっています。

  • ミルク代
  • オムツ代
  • 七五三
  • 幼稚園入学
  • 小学校入学
  • 中学校入学
  • 高校受験、入学
  • 大学受験、入学
  • 成人式

などなど。教育費は高校まではほとんどに場合、無償化されているので、お金はかかりません。給食費と教材費、PTA費くらいでしょうか。

年子ではこのようなお金のかかるタイミングが連続することが多いです。

注意
当記事でいう「年子」とは、「一歳差で1学年差」のことを指しています。正確にいうと「年子」は1学年差だけではないのですが、一般的なイメージの年子でお話しします。

年子を育てる経済的メリット

ポイント

年子だと毎年お金がかかるようですが、良い面もあります。例えば、

  • 七五三を二人一緒にできる
  • 受験が重ならない
  • 旅行や遊園地の趣向が同じ
  • 早く働ける

七五三を一緒にできる

一歳差だからこそ一緒にできるんです。満年齢と数え年で2人同時にやっちゃえば、お参りに行くのも写真を撮るのも一度ですみます。手間もお金も節約できちゃいます。

同性はもちろん、異性でも可能です。

受験が重ならない

年子ならではのメリットではないのですが、一応。

受験や入学が重ならないので、それに伴う出費のタイミングをずらすことができます。

旅行や遊園地の趣向が同じ

年が近いので、旅行や遊園地に行ったとき、一緒に楽しむことができます。

年が離れていると、上か下のどちらかの子に合わせなければいけない場面が出てきます。

例えば、遊園地で下の子だけジェットコースターに乗れないとか。プールで上の子はウォータースライダーで遊びたいけど、親は下の子を見てなくてはいけないとか。

多くは上の子に我慢をさせるか、親のどちらか(大抵は母親)が下の子を見ていることになります。

その点、年子なら家族みんなで一緒に行動がしやすいです。

早く働ける

子供が幼稚園に通っているうちは、パートなどで働くことはまず無理ですよね。

年子なら子供が小学校に上がるのが早いです。その分、早く働き始めることができます。世帯収入や生涯収入が高くなります。

年子を育てる経済的デメリット

経済的デメリットの多くは、出費が連続で発生することでしょう。例えば、

  • オムツ代が2人分かかる
  • お下がりができない
  • 入学、受験が2年連続する

オムツ代が2人分かかる

オムツを卒業するのは、だいたい2〜3歳くらいですよね。それまでオムツが2人分かかります。

下がりができない

幼稚園、中学校のお下がりができません。3歳差以上でないと、制服や体操着、カバンなどのお下がりは無理です。

それぞれに新品一式を買う必要があります。

ただ「3年間で大きくなるから、大きめのサイズを買っとこう」という考えはしなくてすみます。どうせ2人分買うことになります。

違うサイズを買えば、だぼだぼの制服の袖や裾を詰める作業がいりません。

入学、受験が2年連続する

重ならない分マシではあるのですが、連続するのも大変です。

大学の受験から4年にわたって授業料の支払いが始まると、特に大変です。大学にかかる費用は、計画的に工面しておきましょう。

まとめ

年子を育てる経済的メリット、デメリットをお話ししてきましたが、子供1人ひとりにかかるお金は変わりません。

それに何歳差でもそれぞれにメリット、デメリットはあります。


以上、「年子子育てのメリット・デメリットを経済的に考える」でした。

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