結婚して同居する前に、家庭内のルールを決めておくべきです。
ご存知ですか?
結婚後に夫婦で交わした誓約書に拘束力はないんです。だからこそ、結婚する前に二人の約束事は決めておきましょう。
事前のトラブル防止のため、なにより家庭内の実権をあなたが握るために。
当記事は、女性目線の内容となっています。ルールの決め方・妥協案などをお話しします。
どうぞご覧ください。
ルール決めの心得
結婚・同居する前に、ルールを決めておきましょう。後から変えることは難しいからです。
結婚前にルールを決めるのもポイントです。
結婚前、お互いに多少なりとも猫をかぶっています。あなたがルールを提案したとき、頭ごなしに却下はしないはずです。
しかし同棲を経験してしまうと、お互いにかぶっている猫はすでになくなっています。この状態でのルール決めは、互いの意見がぶつかるのでまとまりにくいです。
家庭内ルールには、ずっと変わらないルールと、状況によって変わるルールがあります。
変わらないルール
- 一度決めたら、変わらないルール
- お金管理
- 来客ルール
変わるルール
- 子供が生まれる、仕事を辞める・始めるなどの生活の変化で変わるルール
- 家事分担
- 生活リズム
お金管理
どっちが管理する?
家庭内の実権を握るためには、お金の管理はあなたがやるべきです。
もし夫がぐずったら、説得します。家庭のお金が把握できなければ、以下の管理ができない。
- 食費・日用品費
- 在庫の確認
- 買い物
- 家計簿をつける
これらを私の代わりにしてくれるのならいいよ、と言って言いくるめましょう。
小遣い
小遣いは収入の10%が妥当だとよく聞きますが、こだわらなくていいです。
まずは小遣いの範囲を決めます。なるべく小遣いの範囲は広くしておきます。夫の必要経費は、夫自身に小遣いの中から管理させます。
あなたの管理する手間を省くため、夫に小遣いの不満を感じさせないためです。
- 趣味代
- 飲食代(昼食代・飲み物代)
- 散髪代
- 通院費
- 衣服代
- ガソリン代(通勤・休日含む)
- 会社の宴会・飲み会代
例えば、散髪代。
家計から出すと、男は2・3か月に1回は散髪に行きます。その度に金をくれと手を出されると、イラっとします。平気で高い美容院とか行くし。
小遣いから出させると、節約しようという意思が夫に芽生えます。イラっとしなくて済むし、夫の散髪代を管理する手間を省くことができます。
必要経費(通勤距離から算出したガソリン代・通院代)+収入の10%
貯金
貯金する通帳は3つに分けるといいです。
- 1、子供の養育費(子供が18歳になるまでおろさない。学資保険に入るなら、いらない)
- 2、夫に見せてもいい通帳(急に必要になったとき用、50万ぐらい)
- 3、夫に見せない通帳
夫に貯金額を知られてもいいことはありません。
思ったより貯金があると思うと、車の買い替えのときにグレードの高い車を欲しがったりするので。
家計は苦しい、貯金をする余裕もない…くらいに思わせておいたほうがいいです。貯金は将来のため、子供のためのお金であって、夫が好きな車買うお金ではない。
来客ルール
来客ルールは決めておかないと、勝手に友達とか家に連れてきます。客を招いたとき、どこまでを許容するのか?前もって決めておきましょう。
- 家に客を招いてもいいか?
- 宿泊はOKか?
- 客のおもてなしをするのか?
我が家の例
- 客を招いてもいいが、宿泊はNG
- おもてなしは一切しない
- 食事は出さない
- お茶も出さない(夫が自分で出せ)
家事分担
分担してもいい。あなたが一手に引き受けてもいい。
料理・選択・掃除・買い物など
手間を減らすルール作り
- 食器を流しに持っていく
- 洗濯物はカゴに入れる(脱ぎっぱなしは洗濯しない)
- 靴はげた箱へ
名のない家事のルール
分担するほどではないが、誰かがやらなければいけないこと
- トイレットペーパーの補充
- 戸締りチェック
生活リズムは誰に合わせる?
互いの生活リズムが違う場合、夫に合わせるのか?
- 夫の出勤時間が朝早いとき、つきあって起きるのか?
- 夫の帰りが遅いとき、夕食を食べずに待っているのか?
あなたの負担にならないなら、夫に付き合ったほうがいいです。
朝見送られると、夫は仕事のモチベーションが上がる。ひいては、収入アップにつながるかもしれません。それは言い過ぎにしても、夫に気持ちよく仕事に行ってもらうことは大切です。
しかし子供が生まれると、優先順位は子供になります。子供に合わせた生活中心に変わります。
- 夜中の授乳があるので、夫に付き合って起きなくていい
- 子供に合わせて、先に夕食をとる
子育てが一段落したら、また付き合えばいいんです。
ルールを決める目的
- 互いの理解を深めるため
- 家事の手間を減らすため
- あなたの負担を減らすため
- 家庭の実権を握るため
目的は人それぞれですが、ルールの確認はお互いにしておいたほうがいいですよ。
以上、「結婚・同居のルール決めは最初にすべき|家庭内の実権を握るために」でした。
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