就活の面接・志望動機が書けなくて困っている方へ向けた記事です。
面接やエントリーシートで必ず必要になるのが、志望動機です。どう書いたら企業の目に留まるのでしょうか?
就活の面接で企業をほめたり、好きだーと熱く語っても、面接官には響きません。情熱だけではうまくいきません。
熱い面接官にはまればいいですが、はまらないと温度差の空気に耐えられなくなります。
志望動機が書けなくて行き詰っている人へ。
当記事では、就活での志望動機の書き方のコツをお話しします。企業がどんな志望動機の人に興味を持つのか?を考えれば、何をアピールすればいいのかが分かるはずです。
どうぞ参考にしてください。
ほめても響かない理由
志望動機を書くには、まず企業を良く知ることです。
- 企業HP・企業理念を熟読
- 企業商品・カタログを見る
これらは、まず基本です。
上っ面だけの薄い情報だけで、ほめている人はすぐ見抜かれます。やはり、情報を収集し、企業のことを知っている人は好感が持てます。
- 御社の方針に共感しました
- 私の理念と同じです
- 感銘を受けました
なんて企業をほめても、面接官には響きません
その理由は、みんなほめるからです。
みんな同じように好きアピールしている中で、1歩目立たなければ選ばれることはありません。
企業はどんな人がほしいのか
企業の目に留まるためには、企業がどんな人材がほしいのかを考えなければいけません。
企業がほしい人材の例
- 仕事ができる人
- 言うことをきく人
- 会社に貢献してくれる人
- 真面目な人
色々と想像はできますが、無理矢理2パターンに分けてみます。
- 言われた仕事をする人(言われたことしかしない可能性)
- 言われた仕事以外もする人(言われたことをしない可能性)
どちらが良い悪いではありません。企業によって、求めてる人材が違うのです。
(パターン1)期待した通りを求める
仕事をきちんとこなしてくれる人がほしい企業。少しワンマン体質ですが、与えた仕事に応えてくれることを期待しています。
(パターン2)期待以上を求める
会社を育てる・改革することを望んでいる企業。仕事の無駄(コスト削減)、新しい仕事の提案を期待しています。
つまりは保守的か?革新的か?ということです。古い体制の企業は保守的で、比較的新しい企業は革新的なことが多いです。
あなたが志望する企業はどっちかは会社の雰囲気や業種から分かるはずです。
何をアピールするのか
自己PRと少しかぶってしまいますが、自分がこの企業で何ができるか、特技をアピールしていきます。
腹筋100回できます。なんてアピールしても、仕事につながらないと意味がないので注意しましょう。
製作会社には、自分がデザイン・制作したポートフォリオ(作品集)を持参するのが一番です。
しかし、やる気や真面目さをアピールするのは難しいです。なぜなら、目に見える形や証拠がないからです。会社に入ったら、○○をしてみたいなんて言っても、やる気の証明にはなりません。
問題点をあげる
やる気をアピールするには、企業の問題点を上げるのが一番です。
競合他社の商品を比べ、それぞれ長所と短所をあげます。その中で志望企業の問題点を指摘し、解決策を具体的に提案するのです。
製造販売の企業なら、「好き」と情熱を伝えたうえで、もっとこうだったらいいのにと思うことがある。私ならこうしたい。
こういうことを私はこの会社でやりたいとアピールします。商品のことでもいいし、作業効率でもいいし、接客サービスのことでもいいです。
同業他社ではなく、この会社に入りたい理由にもつながります。
面接は自分を売るマーケティング
面接は自分を売るプレゼンだと考えましょう。
企業はこういう人材が欲しいと条件を出してきません。自ら条件を想像してアピールするのです。
しかし、企業は条件に当てはまる人を選んでいるわけではありません。条件以上のことをしてくれる期待値を演出することtができれば受かります。
- 企業がほしい人材の条件を考える
- 条件に合っていることをアピールする
- 条件以上の価値を演出する
自分は変わらずに、自分に価値を付加して売り込む考えです。これは考え方の根本を見直さないと難しい考え方です。
「100円のコーラを1000円で売る方法」という本は、マーケティングの本です。付加価値の見つけ方、他社との差別化、自分だけの強みのアピールなどの考え方が分かります。
商品を売るためのマーケティングを、自分に置き換えて企業に売るのです。この本で売り込みの考え方が変わります。
志望動機が書けない・行き詰ったら、是非読んでみてください。
以上、「就活面接のコツ・志望動機が書けない人へ|企業をほめても響かない理由」でした。
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