初心者におすすめしない株投資の選び方・投資で損をする人の行動パターン

初心者におすすめしない株投資の選び方・投資で損をする人の行動パターン

プロでも投資で損しないとは絶対に言い切れません。しかし損しにくい、損失額が大きくならない投資の仕方があります。

初心者はまずローリスクの投資をするべきです。

株投資で大きな損失を出し、早々に撤退する初心者は同じような心理、行動パタンをしています。当記事で紹介する行動を取らないだけで、投資で生き残る確率が上がります。

初心者がやってはいけない投資法とは

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ある程度投資の経験を踏んでいるなら良いのですが、初心者のうちは以下の投資はやめておきましょう。

  • リスクの高い投資
  • 資金がマイナスになる可能性のある投資

リスクの高い投資

リスクが高いと誰だって投資したくないと思うのが普通です。しかしリスクの高い分、リターンも高いのです。

リターンに目がくらんで、リスクの高い投資を選んでしまうのです。

資金がマイナスになる可能性のある投資

自分の資金の範囲内で投資をしている事はいいです。いくら損をしても、資金がゼロになるだけで済みますから。

しかし自分の資金を超えた掛け方をすると、手持ちの資金だけでなく借金を負うことになってしまいます。

手持ちの資金が少ない人が高い倍率をかけて、投資すると損失が出たときにも倍率がかかり、大きな損を出してしまいます。

初心者は投資経験が少なく仕組みをよく理解していません。なかなか利益も出にくいです。そんな中早く結果を出したくて、ハイリスク・ハイリターンな投資方法に手を出してしまいがちです。

具体的にどのような投資が初心者に向かないのか解説していきます。

デイトレード

株投資と言うとデイトレードのイメージが強いです。

デイトレードとは
1日のうちに売買を繰り返す手法。1回数百円の利益を積み重ねていく。

デイトレードで利益を出すには、1日の値動きの激しい銘柄を選ばなければいけません。値動きが激しいのでリターンを望めますが、反面リスクも高くなります。

値動きについていかなければいけないので初心者には難しいです。一度値動きに置いていかれると、高掴み(高い価格で買ってしまうこと)をしてしまいます。

すると株価が戻るのに何年、下手したら10年以上かかります。含み損を抱えて売るに売れない状況へと追い込まれます。

信用取引

株をやっていると、買いで入るより売りで入ったほうがいいと思える場面に多く出会います。だからやりたくなるのです。

売りで入るには、信用取引の審査に通る必要があります。なので初心者にはできない仕組みになっています。

信用取引とは
売りから入る投資ができる。レバレッジ(倍率)がかけられる。

証券会社での株投資の実績が1年ほどあれば、信用取引の審査には通るので正直難しい事はありません。

レバリッジをかけてはいけない

レバレッジをかけると、リターンが大きくなりますが損したときのリスクも大きくなります。リスクが高いのでやらないようにしましょう。株で借金をする人の多くの原因がこれです。

持ち込せない

信用取引で売りから入ると、日をまたいで株を持ち越すことができません。必ずその日のうちに決算をしなければいけません。

損が出ていても、損を確定しなくてはいけません。値が戻るのを待つということができません。

FX

株では無いですが、FXの初心者が失敗しやすい投資です。

FXとは
通貨の変動を利用して利益を出す投資

レバレッジ

FXの変動の値は1日1回にも満たないことがほとんどです。そのため、レバレッジ(倍率)をかけないと利益が出ません。

なのに為替が大きく動く時、特に暴落するときはその値幅は大きく、レバレッジをかけているために損失は大変なことになります。

ロスカットがある

FX特有のロスカットいう仕組みが厄介です。

ロスカットとは
価格が下がったとき、資金の20%を切ると勝手に決済する仕組み

損失を大きくしないので一見良いようですが、勝手に損切りをされてしまうので困ります。相場というのは大きく上がる前に一度下がることが多いのですが…。上がる前の下げで毎回損切りされては、いつまでたっても利益が出ません

FXをおすすめしない理由

  • レバレッジをかけないと利益が出ない
  • ロスカットがある

株投資に必勝法はない

「チャート見て、この形なら買い」のような投資方が多くあります。書籍もたくさん販売されています。

私自身も多くを買って勉強してきました。結果わかったのは、投資に必勝法はないということです。

必勝法があるとすれば、負けないこと、負けても損を少なく抑える投資を普段からすることだけです。

まとめ

株投資をするとき、避けるべき手法

  • レバレッジをかける
  • 大金をかける
  • 短期で結果を求める

1度の失敗で株投資から撤退せざるをえないようなかけ方はしてはいけません。まずは少額から小さな利益を積み重ねていきましょう。株投資とは長く付き合うつもりでのぞみましょう。


以上、「初心者におすすめしない株投資の選び方・投資で損をする人の行動パターン」でした。

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