上司の命令をうまく断わりたい方へ。
当記事では、上司の命令の断わり方をお話しします。
上司が仕事を頼んでくる、どこの会社でもある光景です。上司の頼みは断れないので、もはや命令ですよね。
他にやらなければならない仕事があることを、上司は知っているはずなのに…。なぜ上司は無茶ぶりをしてくるのか?
上司の機嫌を損ねないように、命令を断わるにはコツがあります。
当記事では、上司のタイプ別にできる対処をまとめました。どうぞご覧ください。
上司のタイプ別・命令の断わり方
上司の命令をうまく断わるためには、まず上司の性格を知ることが大事です。相手の性格によって、対処の仕方が違ってくるからです。
上司のタイプを以下に分けました。
- 自分の都合を押し付けてくる上司
- 部下の意見を聞き入れない上司
- 心配性の上司
- 周りの評価を気にする上司
あなたの上司で当てはまるのはどのタイプですか?それぞれでの対処方法をお話しします。
自分の都合を押し付ける上司
常識で考えるならば、まず相手の都合を聞いてから、そのうえで自分の都合を持ち出すのが順序です。
しかし、上司の中には部下の都合を全く無視して、自分の都合を押しtけてくる人がいます。部下は上司の命令を断わりづらいものです。部下が困って黙っていようものなら、「じゃあ、頼んだよ」とその場から消えてしまうのです。
そうならないために、あなたはどうすべきなのか?
話を中断する
まず第一に頭ごなしに頼みを断わったり、話に応じたりしないで、「また今度」と話を中断してしまいましょう。
中断の理由は、
- 「至急○○へ出掛けなければならない」
- 「先方から大事な連絡がはいるので…」
- 「○○の件で担当を待たせているので」
など、それどころではない演出をしておけば、何でもいいです。
話を中断して、再び上司が話を持ち出すまでの間に断わる理由を考えておくのです。
運がよければ、そのままうやむやになることがあります。上司によっては忘れてしまったり、何も言ってこないです。
部下の都合も考えず、突然問題を押し付けてくる上司には、「話を中断する方法」を試してみましょう。部下には部下の都合があることを、理解してくれるきっかけになればいいのですが、そう上手くもいきません。
うまく断わる方法
中断しても、再び上司が持ち出してきた場合の断わり方のコツ
いきなり断らない
頭ごなしに否定すると、印象がよくありません。こちらとしては、上司の命令ははなから聞く気はありませんが、それを上司に悟られてはいけません。
問題点を挙げる・要望を提案する
上司の提案に対し、疑問をきいたり、もっとこうしてほしいという要望を言いましょう。上司の提案に興味があることをまずはアピールします。
丁寧な言葉で、無理なことを話す
相手の都合を考えない上司は思い付きで話すので、話のつじつまも合わないことが多くあります。こういう上司と口論になると、面倒でしかありません。
わざとらしくても改まった言い方をして、上司の無理を通しにくい状況を作ります。相手を寄せ付けないにするのです。
部下の意見を聞き入れない上司
部下は上司の命令を断わりにくいものです。対して、上司は部下に命令を押し付けることもできるし、部下の意見を突っぱねることもできます。
もちろんNOばかり言っていいると、部下との信頼関係を失うので、上司もNOを連発しないでしょう。しかし、NOしか言わない上司もいます。
このタイプの上司はこちらがどんなに正論正しく説得しても、首を縦に振りません。命令を断わりづらい上司でもあります。
心配性の上司
とにかくマイナス思考の上司です。自分が命令して、または許可して失敗したらどうしようという思いが常にあります。
失敗して自分の評価を下げたくない、危ないことはやらない思考の持ち主です。
心配性の上司には、根気強く説得することです。無理なものは無理だと分かってもらうまで、言い続けましょう。このタイプの上司は根は真面目で、常識はあるほうなので、説得すれば分かってもらえます。
評価を気にする上司
部下が評価され、自分の評価が下がるのを恐れているタイプです。部下に嫉妬して、部下の話を全てNOと言って、つぶしにかかります。
このタイプの上司には、とにかく上司を立てる、これに限ります。「上司のように○○できない」と上司をおだてて、下手に出ます。そうして、うまく上司の命令から逃げましょう。
まとめ
上司と部下のやり取りは腹の探り合いです。部下は上司がどんな人なのかを見極め、適切な対応をしましょう。
そうすることで、自分の仕事を早く終わらせたり、ストレスなく仕事ができます。
さらに上司との信頼関係を崩すこともありません。自分の立場や仕事を優位にするためにも、やってみましょう。
以上、「上司の命令を断わる・拒否する方法|上司のタイプ別対処」でした。
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