おとなしい人のいじめ予防と対処法|いじめられないために

会話

人は一人では生きていけないけれど、多くの人と関わりながら生きていくのも大変難しいことです。社会では特にそうです。

例えば、学校では先輩や後輩、友人と、職場では上司や部下、同僚と様々な立場の人と付き合っていかなければなりません。他人と協力し、信頼関係がなければ生活はままなりません。

しかし人はどうしても好き嫌いというものがあります。あなたは学校や職場でみんなに好かれている自信はありますか?

みんなに好かれることは敵を作らないということです。誰にでも好かれるコミュニケーション術を紹介していきます。

コミュニケーション術①人によって態度を変えない

人に公平に接することが、あなたが好かれる第一歩です。

相手が先輩でも後輩でも、プライベートなら店員にも友人にも、同じような態度で接するようにしましょう。相手の立場によって話し方を変えるのはマナーですが、基本的な態度は変えてはいけません。

反対に、人によって態度を変える人は印象が良くないです。目上の人にはごまをすり、目下の人には横柄な態度をとる、嫌われる人の典型です。

相手を肩書で見ず、人として対等に付き合うことを心がけましょう。

コミュニケーション術②人に興味を持つ

どんな人にも興味を持って接しましょう。その人を知りたいという気持ちを持つことです。興味のないうわべだけの会話って、案外相手に気づかれているものです。

これは心持ちだけでできるのですが、結構難しいです。好かれるには、まず自分から相手を好きになるように心がけましょう。

このとき相手が自分を好きかどうかは関係ありません。

コミュニケーション術③自分の立場をわきまえる

特に目上の人と接するときの注意点です。前述した「人によって態度を変えない」と矛盾するように思われるかもしれませんが、態度を変えないことと、礼儀を欠くことは違います。

目上の人の立場を考え、相手の威厳を損なう態度、話し方をしてはいけません。時にはくだけた会話をするのもいいでしょう。ただ時と場合を考えなければいけません。

相手を尊敬する気持ちが大事です。

コミュニケーション術④目を合わせて話をする

目を合わせて話すのは、意外と難しいです。まったく目を合わせないのもいけないし、逆に見すぎてもいけません。

コツは相手の眉間を見ることです。

目を合わせているわけではないのですが、相手からすると顔を見て話してくれているように感じるのです。目を合わせるのが苦手な人でも直接目を見なくていいので、やりやすいはずです。

自分と相手の両方が緊張しない会話ができます。

コミュニケーション術⑤本音で話す

本音で話すと、嫌われるかもしれないと本音で話せない人がいます。「本音」と大げさに構えないで、「自分の考え、思っていること」と置き換えると、楽に話せるようになります。

そうしないとコミュニケーションは始まりません。「自分が何を考えているのか」伝えることは大事です。本音で接すると自分が変わり、周りの態度も変わてきます。

コミュニケーション術⑥好き嫌いを見せない

人はどうしても性格だったり、会話だったりが合わない人がいます。それを表に出してはいけません。好き嫌いを態度に出す人は、やはり好かれません。

しかし、どうしても苦手な人はいるものです。苦手な人とは、仲良くならなくていいのです。相手に嫌いだと気付かれないように、適当に話を受け流し、自分は敵ではないと示しておきましょう。

苦手な人に好かれる必要もないですし、親切にする必要もありません。ただその人の悪口は言わないように注意しましょう。

コミュニケーション術⑦あいさつする

あいさつは基本ですが、意外とできていない人は多いです。最もいいのは、元気よく大きな声でですが、あいさつして「笑顔」それだけでいいです。

あいさつだけで全て上手くいくとは言いませんが、笑顔の人には話しかけやすくなるものです。

コミュニケーション術⑧聞くときはきく

話すのが苦手なら、まず聞き手に徹してみてください。聞き手がいるだけでコミュニケーションは成立します。

相手に話してよかったと思われる聞き方をしましょう。話す人はあなたに意見を求めているわけではありません。共感してほしいのです。

ひたすら聞き役に徹し、あなたの意見はほんの少しでいいです。それだけで相手は満足してくれるはずです。

コミュニケーション術⑨リーダーを見つける

これは上級者向けのテクニックなので、できたらやってみましょう。

どんな環境でもリーダー的な存在の人がいます。みんなに信頼されている人や、影響力がある人がリーダーです。リーダーを見つけたら、積極的に仲良くなりましょう。手っ取り早く、周りの人とコミュニケーションが取りやすいからです。

このとき目立ってはいけません。まず周りに馴染むこと、目立たないことを意識します。そのあとで、リーダーに近づきましょう。のちのち角が立ちにくいです。

まとめ

コミュニケーションに苦手意識を持っている人は、全ての人に好かれようとしてしまう傾向があります。嫌われてもいいくらいの心持ちで接すると楽になります。

全ての人に好かれるなんて誰にもできないのですから。頑張らずにそこそこにやってみましょう。


以上、「コミュニケーションが苦手な人でも好かれるコミュニケーション術」でした。

参考記事も合わせてご覧ください。