パンを手作りするメリットは?コスパ・安全性?毎朝のパンを手作りでまかなう最善の方法

パンを手作りするメリットは?コスパ・安全性?毎朝のパンを手作りでまかなう最善の方法

パンを手作りしようと考えている方へ。

「毎朝パンを食べるので、パンを手作りしようと考えています。コスパや作る手間を考慮しても、手作りの方がいい理由を知りたいです

「手作りしたほうがおいしく安全なので、憧れます。だけど毎回作れるか自信がありません。簡単にできて継続できるでしょうか

手作りパン…家で作れたらいいですよね。今はホームベーカリー家電も充実しているから、簡単にできます。

作る目的は「市販よりおいしい」「添加物なし」「コスパよし」ですよね。作る手間はかかりますが、それ以上のメリットがあります。

当記事では、手作りパンのメリットであるコスパと安全性、対する手間についてまとめました。毎朝のパンを手作りしたい方は、ぜひ参考にしてください。

手作りパンのコスパ(材料費)

パン派の方は特に家族が多いと、パンの消費が半端ないですよね。1日1斤なくなりますから。

買い置きの場所をとるし、賞味期限は短いし。だったら、家で作ろう…となりますよね。でも、コスパは?コスパが高かったら意味がない。

手作りパンのコスパを計算してみました。強力粉1kg250円・バター200g400円・ドライイースト6g50円で計算しています。塩と砂糖は割愛します。


食パン1斤 バターロール8個 丸パン(白パン)8個

強力粉250g  63円

強力粉300g  75円

強力粉200g  50円
バター15g 30円 バター40g  80円 バター15g  30円
ドライイースト6g 50円 ドライイースト6g  50円 ドライイースト6g  50円
牛乳170ml  30円
173円 205円 180円

結果、殖雄案やバターロールは市販のものと大差ありません。丸パンはちょっと高めかな…?コストコなら1個30数円ですから。

しかし「添加物なしのパン屋さんの食パン」と比べると、コスパはかなりいいです。パン屋さんなら、1斤250円はしますから。パン屋さんに匹敵する添加物なしのパンが173円で食べられると考えると、コスパはいいのでは?

手作りパンのコスパ(電気代)

バッテリー

ホームべかりーやオーブンを使う手作りパン。電気代もコスパの一つです。

市販のパンの電気代は当然ながら0円。対して、手作りパンの電気代はどうなのでしょうか?

まずはホームベーカリー。「こね・発酵・焼き」の工程、それぞれの電気代は?

  • こね・発酵 30w・500w 5円 
  • 焼き    500w 15円

続いてオーブンは、発酵 2円、焼き15分16円

  • 全てホームベーカリー 20円
  • 途中からオーブン 21円
  • 発酵・焼きをオーブン 22円

となりました。仮に2日に1回パンを焼くとすると、20円×15日=300円/月電気代がかかることになります。1回食パン1斤173円(材料費)+20円(電気代)=193円となります。

もっと正確な数値が知りたければ、専用の機器が必要になります。「ワットチェッカー」は家電とコンセントの間にかませて使用するだけで、消費電力・使用電気代をしることができます。

電気代を節約するには、1次発酵を室温でする方法があります。家電を使うより時間はかかりますが、冬以外ならできます。20~25℃で1~2時間程度。

ただ2次発酵は室温では無理ですので、オーブンなどを使いましょう。

市販のパンを165円手作りパンを193円とすると、差額は28円。2日に1斤で計算すると、手作りパンの方が月420円割高となります。

パン屋さんのパンが250円手作りパン193円とすると、差額は53円。2日に1斤で計算すると、手作りパンの方が月795円割安となります。

手作りパンのメリット

コスパに関しては、パン屋さんよりお得という結果になりました。他のメリットは?

  • 添加物なしの安全なパン
  • パン屋さんよりお得
  • おいしい
  • 買いに行く手間なし
  • ストックに場所をとらない

1番のメリットは安全なパンで、市販よりおいしいことです。パンは賞味期限が短いので、頻繁に買い足す手間があります。冷凍にするにも場所をとります

手作りなら欲しい時に作れるので、これらの問題を解決できます。

手作りパンの安全性

手作りパンは当然ながら、添加物なしで作れます。では市販のパンの添加物は?

添加物とは
保存料・甘味料・着色料・香料など。健康に害にないものを厚生労働省が定めて使用を認めている。

  • 乳化剤:混ざりにくい水と油を混ぜやすくする添加物
  • イーストフード:イースト菌の働きを良くする、早める添加物
  • マーガリン:心臓疾患のリスクを高めるトランス脂肪酸を含む。バターより安価なため使われる
  • ビタミンC:酸化防止、生地を柔らかくするために使われる添加物
  • 外国産小麦粉:長期保存のため農薬に発がん性物質が含まれていることも

添加物の危険性とは?

添加物は具体的な物質の表示義務はありません。例えば、表示されている乳化剤が塩化アンモニウムなのかリン酸カリウムなのか硫酸マグネシウムなのか分からないのです。

生涯どのくらいの量を摂取しても平気なのか?データはありません。専門家の間でも意見が分かれています。

過去、合法で問題ないとされていた添加物が実は発がん性物質だった…ということもありました。今後もないとは言えません。

正確にはドライイーストにも添加物が含まれています。完璧を目指す方は、添加物なしのイースト菌を選びましょう。

スーパーではなかなか売っていないので、ネットで購入しましょう。

イースト菌をぬるま湯に付けておく予備発酵が必要なので、初心者や手間を嫌う方はドライイーストで妥協するのもありです。

手作りパンを作る手間を考える

おいしさや安全性からパンの手作りを初めて見るも、作る手間に挫折しそう…。手作りパンの手間と対策を考えます。

  • 面倒
  • 時間がない

続かない理由はこんな感じです。三日坊主にならないための対策は、

  • ホームベーカリーの使用
  • 材料を量っておく

「手ごね」は、ならではのおいしさや愛着がありますが、継続のためにはホームベーカリーを使用しましょう。時短になるし、楽だからです。

小麦粉・塩・砂糖などの粉物をまとめて量っておくのもいいです。作るときには、まとめて入れるだけで楽ちんです。

一番の対策は頑張りすぎないことです。全て手作りでまかなおうとするせず、市販のものと併用していきましょう。

初心者におすすめのホームベーカリー

ツインバードホームベーカリーPY-E635W

値段も2万円以下と手ごろです。作れるものは、

  • 食パン
  • ごはんパン
  • ピザ生地
  • 麵生地
  • 焼き芋
  • おもち
  • 甘酒

など。食パンは1斤、1.5斤に対応。消費電力450w。タイマーあり。

工程の単独モードあり。

まとめ

手作りパンのコスパ(材料費+電気代)は、

市販<手作り<パン屋さん

となり、そこまでコスパがいいわけではありません。手作りパンのメリットは、

  • 添加物なしの安全なパン
  • おいしい
  • ストックの場所をとらない

作る手間がかかるので、好きな人しかできません。


以上、「パンを手作りするメリットは?コスパ・安全性?毎朝のパンを手作りでまかなう最善の方法」でした。

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