簡単ラクチンなそで詰め・すそ上げ方法を知りたい方へ。
「私の子供は体が小さく、幼稚園指定の服はどれもこれもぶかぶかです。裁縫は得意ではないので、素人でも簡単にできる方法を教えてほしいです。」
「不器用な私が袖詰めなんてやったら、みっともない仕上がりになるのでは…と不安です。やはりミシンは必要でしょうか?」
体育着やらなんやらの袖詰めって、めんどくさいし、憂鬱ですよね。
ふだん裁縫をやらない人にとっては、そでつめ・すそあげは難易度が高いのでは?と思われるでしょう。でも、大丈夫。
裁縫は小学校の家庭科以来でも出来る簡単な方法をお話しします。
手縫いで簡単ラクチンはそでつめ・すそあげ方法をお探しの方へ。
当記事では、ミシンを使わない手縫いでのそでつめ・すそあげの方法についてお話しします。どうぞご覧ください。
目次
手縫いでできるそでつめ・すそあげ
ミシンは必要ありません。
ふだんからミシンを使いこなしているならともかく、ミシンの使い方も曖昧な方はやめておきましょう。かえって時間がかかるだけです。
そでつめ・すそあげくらいなら手縫いで十分です。
当記事でお話しするのは、
- 体育着
- 園服
- レインコート
- 通園帽
です。それぞれお話しします。
体育着(上)のそでつめ
体育着のそでつめは、手首のとことで行います。
他の方法として、肩や袖の途中でつめるやり方もあります。ただ手首で詰める方法が一番簡単で見た目もいいので、おすすめです。
- そでつめする長さを測る
- 裏側を仮縫い
- 表をまつり縫い
こんな手順です。
そでつめする長さを測る
子供に一度着てもらって測ってもいいのですが、おそらく嫌がってきてくれないでしょう。
そんなときは、普段着ている服をつかいましょう。普段の服を重ねて、何センチ詰めればいいか、すぐ分かります。
裏側を仮縫い
さっそく、体育着のそでつめに入ります。
まず、体育着を裏返します。手首のところを詰めたい長さ分つまみます。この後、表に返すのでずれないように、しつけ糸で仮縫いしておきます。
表をまつり縫い
表に返します。
どうでしょう?パッと見ただけでは、詰めてるってわからないですよね。
手首の部分が三重になりますが、生地が薄いのでダブつきはないです。
体育着(下)のすそあげ
体育着のズボンのすそ上げは、内側に折り込んで縫うだけです。
ただ、詰める長さが10センチ以上になると、3重になるように折り曲げたほうがいいです。
なぜって?詰める長さが長すぎると、すそ周りと太もも周りの長さに差がありすぎて、縫えないからです。
ここでは3重に折り返す方法をお話しします。
- 詰める長さを測る
- 内側に折り曲げる
- 3重に折り畳みまつり縫い
こんな手順です。
詰める長さを測る
すそが長いと腰回りもゆるかったりするので、実際に着てもらって測ったほうが正確です。
普段の服で測るときは、ウエストから合わせて測りましょう。サイズが大きい分、股下も長いですから。
内側に折り曲げる
すそ上げする分、内側に折り曲げます。
すその一番下の部分をまち針で止めるか、しつけ糸で仮縫いしておくと、ずれなくていいです。
3重に折りたたんでまつり縫い
折り曲げた部分をさらに半分に折ります。これで3重になりました。
折り曲げた上の部分をまつり縫いします。
完成です。
園服のそでつめ
スモッグとも言いますよね。
これは袖がゴムでつぼまっているので、腕の途中でそでつめします。
- 詰める長さを測る
- 裏側を縫う
これだけです。
詰める長さを測る
園服は袖がつぼまっているので、ぴったりの長さにはしないのがコツです。少し余裕を持った長さにしましょう。
少しくらい長めでも、袖がオバケにはならないです。
裏側を縫う
詰める長さ分、つまみます。
表に糸が見えないように、つまんだ布だけ縫います。
園服はどうしても袖詰めしているのがバレバレの仕上がりになってします。まぁ、仕方ないと割り切るしかないです。
そでつめしている園服も幼稚園児らしくて、かわいいですよ。
レインコートのそでつめ
レインコートもそでつめできます。
糸で縫うのではなく、ビニールテープで貼るだけです。すごく簡単です。
裏返して、詰めたい分つまみます。そこをビニールテープで止めるだけです。
5分もかからず、できてしまいます。
通園帽のサイズダウン
黄色い帽子って呼んでたりします。
帽子がぶかぶかだと、風ですぐ飛ぶので気をつけましょう。通園帽のサイズダウンができるので、ぜひやってみましょう。
必要なものはコレ。
帽子専用の調節テープです。
これを帽子の内側に貼ることでサイズダウンが可能になります。だいたい1周で1サイズ(2センチ)サイズダウンできます。
まとめ
めんどくさいサイズ直し。どんなに裁縫が下手でもできてしまうので、ちゃちゃっと済ましてしまいましょう。
やってみると、案外簡単にできますよ。
小さい子供ならではの作業。楽しみながら乗り切りましょう。