夜に車で子供と長距離長時間移動するコツ

夜に車で子供と長距離長時間移動するコツ

子供と一緒に車で長距離移動したい方へ。

子供の顔を親に見せてあげたい。家族で旅行に出かけたい。そんなとき問題となるのが、車での長い移動時間です。

前は機嫌よく乗っていたのに、子供はある日突然チャイルドシートを嫌がるようになります。こうなると何としてもダメです。とにかく子供はチャイルドシートに座らされるのが大嫌いなのです。

全力で座るのを拒否し、力ずくで座らせようものなら、何時間でも泣いているなんて子供も少なくありません。

ぐずる子供と一緒の車で長時間移動は地獄です。あやす親は疲れるし、運転手は泣き声にイライラするし、子供もつらいし、いいことは一つもありません。

最適な方法の一つは、夜、子供が寝ている間に移動してしまうことです。

夜に移動することはメリットもありますが、デメリットもあります。夜移動のコツと合わせて紹介します。

夜に移動するメリット

おもちゃやDVD、おやつなど、子供に機嫌よく車に乗ってもらう方法はいろいろあります。しかし、うちの子供の場合、チャイルドシートに乗せられるのが大嫌いです。

近所の買い物さえ、おっくうになるほどです。お気に入りのおもちゃだろうが、お菓子だろうが、効果はありません。

だからこそ、夜寝ている間に移動するしかないのです。仕方なく夜に移動しましたが、メリットはあります。

  • 車内が平和
  • 道が空いている
  • 高速代が安い

車内が平和

車内が地獄と化す元凶である子供は寝ているので、車内が平和です。

子供をあやす役割がいらない分、交代で運転することもできます。子供が起きていると、休憩なんてできませんから。

子供が寝る時間に合わせて出発すれば、車の振動で子供はすぐに寝てくれます。泣き声のない静かなドライブが実現できます。

道が空いてる

夜なので、交通量は少ないです。連休中、渋滞必須の地点もスムーズに通過できます。

昼移動するよりも、短い時間で目的地に到着できますし、ガソリン代の節約になって、いいことだらけです。

高速代が安い

高速の料金はETCを利用すれば、割引制度があります。

休日割引

普通・軽自動車・二輪限定で土日祝日3割引です。

夜間割引

全車両対象で、0~4時の間に高速内に1分でもいれば3割引です。高速に入った時間、出た時間はいつでもいいです。

大型連休では休日割引をねらって、多くの車が土日祝日に集中します。渋滞を避けるために、土日祝日を避ける必要があります。

しかし夜なら、曜日を気にしなくて済みます。夜はいつだって、3割引です。

夜に移動するデメリット

車

体力がいる

夜間の運転になるので、体力がいります。そして眠気と戦わなければいけません。

大人が2人いれば、交代で運転できます。途中で仮眠するなど工夫が必要です。

前日ひるねして一気に走るという手もあります。

このように体力がいりますが、泣き声で精神がやらせるよりは、ましだと私は判断しています。

SAで楽しめない

高速移動の楽しみであるサービスエリアで楽しむことは、あきらめなければいけません。

ご当地フードや、レストランなどのお店は、閉まっていることが多いです。お店はコンビニやフードコートがメインになります。

夜だから食べなくてもいいんですが、ちょっと残念です。

車を空けられない

サービスエリアで休憩するとき、子供が車内で寝ているので、車を空けることができません。1人は車にいなければいけません。

トイレに行くときも、1人ずつ交代でいかなければいけないので、ちょっとめんどくさいです。

夜に移動するコツ

チャイルドシート

長ければ一晩中、子供をチャイルドシートに寝かせることになります。

首や腰が痛くならないかと心配ですよね。一応チャイルドシートの構造上は、長時間座っていても問題ありません。

私も8か月の子供を乗せて、夜中8時間移動しましたが、子供はぐっすり寝ていました。車の揺れって心地いいですからね。

ただ首や腰が据わる前の子供は、夜に限らず長時間チャイルドシートに乗せておくのは、さけたほうがいいです。どうしてもという場合は、フラットになるチャイルドシートを使ったほうがいいです。

また夜に授乳がある赤ちゃんは、授乳のたびにSAに止まらなければいけません。夜に走るメリットが薄まります。

到着時間

夜移動で考えなければいけないのが、到着時間です。

帰りは気にすることないのですが、行きは目的地が義実家や旅行先の場合、あまりに早朝に着きすぎると迷惑になります。

子供の起きる時間との兼ね合いもあるので、難しいところです。

1つ前のSAで時間をつぶすのがおすすめです。朝ごはんも食べられるし、トイレもあるし、時間をつぶすのに最適だからです。

次の日

到着日に予定を詰めすぎると、体力が持たないかもしれません。

ですが、子供はいつも通り元気なので、移動中も仮眠をしっかりとって次の日に備えておきましょう。

目的地が実家のときは、子供を任せちゃってもいいかもしれません。

デメリットより大きいメリット

夜に運転すると疲れます。

しかし、そのデメリットを差し引いてもメリットのほうが大きいです。

楽しい旅行のために、夜移動もなかなか楽しいですよ。


以上、「夜に車で子供と長距離長時間移動するコツ」でした。

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