「やよいの青色申告」の更新料を払わなかったらどうなるのか知りたい方へ。
「やよいの青色申告を購入しました。利用して便利だったので、来年以降も使い続けたいです。しかし、更新料が毎年かかるとききました。」
「買い切りたかったので、インストール版を買ったのに…。更新しないと、もう使えなくなってしまうのでしょうか?」
やよいの青色申告には、オンライン版とインストール版の2種類があります。そして、そのどちらも更新料が毎年かかります。
インストール版を購入した人にとっては、きいてなかった…知らなかった…という方もいるのでは?私(筆者)もその一人です。
「毎年費用がかかるのが嫌だから、買い切り(だと思った)インストール版を買ったのに…。話が違うじゃないか。」という方へ。
当記事では、やよいの青色申告を更新しないとどうなるのか?更新料を払わないで使い続ける方法について、まとめました。
どうぞご覧ください。
目次
やよいの青色申告にかかる費用
やよいの青色申告は2種類あります。インストール版とオンライン版です。その違いは、
インストール版 | オンライン版 | |
---|---|---|
初期費用 | 13000円 | 0円(毎年更新料8800円) |
インターネット環境 | 必要なし | 必要あり |
データ保存 | パソコンに保存(追加料金でクラウド保存可) | クラウドに保存 |
更新料 | 毎年発生 | 毎年発生 |
オンライン版には、毎年費用(更新料)がかかると書かれています。一方、インストール版には特に大きく書かれていない…。(よく見たら、書かれているかも。詳しくはご自身でご確認下さい。)
少なくとも私はインストール版は買い切りソフトで、オンライン版はクラウド保存の利用料として毎年費用がかかるのだと理解していました。
だから毎年費用のかからないインストール版を選びました。選んだのに…。買った後で毎年更新料を払わないと使えないと知りました。(ソフト自体は使えますが、確定申告には使えないという意味です。詳しくは後述します。)
あんしん保守サポートは入らないとダメ?
やよいの青色申告には、「あんしん保守サポート」があります。加入は任意。
使っていて分からないときに メールや電話でサポートを受けることができるサービスです。手厚さによって、8800〜22000円/年です。
私は分からないところは自力で調べてできたので、このサポートには加入していません。しかし「あんしん保守サポート」に加入していないと、ソフトのバージョンアップができないらしい。
やよいの青色申告は毎年最新版を発売しています。例えば、「やよいの青色申告23」という23年版を購入し、翌年バージョンアップすることで「やよいの青色申告24」を使用できるようになります。
毎年、税制が変わります。それに対応するために毎年バージョンアップが必要なのです。
そのため「やよいの青色申告」を使っている人は、毎年更新料を払って使っている人がほとんどでしょう。
しかし、更新料を払わなくても大丈夫です。払わなくてもできるので、経費節約しましょう。
電話での勧誘
あんしん保守サポートに加入していないと、やよいサポートから電話がかかってきます。そして加入するように勧誘されます。
私にもかかってきました。内容はだいたいこんな感じです。
「あんしん保守サポートにはいりませんか?今ならお得ですよ。便利ですよ。」
私「いいです」
「来年以降使えなくなりますよ。本当にいいんですか?」
私はそれでも断りました。
やよいはお客に更新料を払ってもらって、お金を稼いでいるので勧誘するのは当たり前ですね。ですが「来年以降使えなくなる」というのは、嘘ですね。
やよいの青色申告は会計ソフトです。なので、帳簿付け〜決算書作成まで問題なく使えます
確定申告の部分だけできません。理由は毎年税制が変わるからです。更新しないと、その税制改正に対応できないのです。
更新しないで確定申告する方法
やよいの青色申告は更新しなくても問題ありません。その方法をお話しします。
まず「やよいの青色申告」では、帳簿付けから決算書の制作までを行います。やよいで作った決算書は制作するだけで、これを税務署に提出しません。
次にe-fax で青色申告を行います。申告書b・損益計算書・賃借対照表の書類を制作します。やよいで作った決算書のデータを入力するだけで簡単に作れます。
月々の売上・経費の帳簿付け、1年分をまとめた決算までの計算が面倒なんです。ここまでをやよいの青色申告で行います。
制作した決算書を元にe-fax で確定申告します。そうすれば、更新は必要ないんです。
以上、「やよいの青色申告・更新しないとどうなる?更新料を払わないで使い続ける方法」でした。
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