シングルマザーがもらえるお金・手当や助成について、知りたい方へ。
シングルマザーに対する手当・助成は住んでいる市町村によって違います。
財政が豊富なほうが手当も充実しているのは確かです。しかし、手当を目当てに引っ越すのはおすすめしません。
手当よりも住みやすさを考えるべきだからです。
当記事では、シングルマザーが申請できる手当・助成をまとめました。
手当は申請しないと、もらえません。誰も教えてくれないので、自分で調べるしかありません。
当記事を参考にしてください。
目次
シングルマザーが申請できる手当・助成
子供がいれば、もらえる手当(シングルマザーでなくてももらえます)
- 児童手当
- こども医療費補助
シングルマザーがもらえる手当・助成
- 児童扶養手当
- 住宅手当
- 母子家庭等医療費助成
その他
母子父子寡婦福祉資金の貸付
保育料の優遇措置
- 保育料の免除
- 保育時間の延長
などなど。それぞれ詳しくお話しします。
児童手当
子供を扶養している親に年3回(6・10・2月)支給されます。
子供一人当たり
- 0~3歳 15000円
- 3~15歳 10000円
- 3子以降3歳~小学生 15000円
支給先を夫から妻へ変更するには、市役所で手続きが必要です。手順は、
- 父親が「児童手当・特例給付受給事由消滅届」を提出
- 母親が「児童手当・特別給付認定請求書」を提出
夫が消滅届を書いてくれない場合、同居していないことを証明すればOKです。市役所に相談してみましょう。
その他の手続きについては以下の記事を参考に。
こども医療費補助
子供がけがや病気などでかかった医療費・入院費を市町村が補助する制度です。
子供が生まれて申請すると、「こども医療費受給者証」を受け取ります。医療機関にかかったとき。保険証と一緒に受給者証を見せると、医療費が補助されます。
補助の割合・年齢は、市町村によって違います。
だいたい18歳(高校卒業)まで、自己負担なしのところが多いです。
児童扶養手当
ひとり親世帯への月々もらえる手当です。
市役所で手続きします。金額は所得によって、変わります。
- 子供一人当たり 42910~10120円
- 2人め 10140~5090円
- 3人目以降 6070~3040円
住宅手当
シングルマザーを対象に、家賃補助があります。所得によって、手当金額は変わります。
この手当は都会の家賃が高い市町村にある手当で、地方ではあまりない手当です。
住んでいる市町村に、この手当があったらラッキーくらいの気持ちでいましょう。
母子家庭等医療費補助
所得のない、または非課税世帯への補助制度です。
子供が20歳になるまで、医療費の補助あり
こども医療費補助でカバーしきれないところをカバーしてくれます。
母子父子寡婦福祉資金の貸付
ひとり親の子供への修学・就学資金の貸付制度です。
- 修学資金 月 18,000~183,000円
- 就学資金 1度きり 40,600~590,000円
返済期限は卒業後最長20年(利子なし)
保育料の優遇
シングルマザーは保育園への入園が他の家庭よりも優先されます。
- 優先的に入園できる
- 保育料の免除・優遇(所得による)
- 保育時間が延長できる
保育料の所得制限は、世帯収入です。
働いている親と同居している場合、親と自分の収入を合わせることになります。子供2人で保育料が10万円を超えることもあります。
親と同居するときは保育料を考えておきましょう。
まとめ
シングルマザーには、様々な支援があります。
それらは申請しなければ、もらえないので自分で調べて、もらい忘れがないようにしましょう。
以上、「シングルマザーが申請できる手当・助成一覧」でした。
参考記事も合わせてご覧ください。