Switch2の性能について知りたい方へ。

Switch2って初代と比べて、どのくらい進化したの?

処理性能、グラフィック、新機能などの違いを比較するよ!
家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機を融合させた革新的なコンセプトは、世界中のゲーマーから高い評価を受け、今なお多くの人に親しまれています。
任天堂が2025年に発売した、Nintendo Switchの次世代モデル。
初代Nintendo Switchのコンセプト(=携帯機と据え置き機のハイブリッド)を引き継ぎつつ、性能と機能を大幅に強化した進化モデルです。
Switch2は、初代Switchと比べてどれほど進化しているのでしょうか?
これから購入を検討している方や、買い替えるべきか迷っている方にとって、当記事が参考になれば幸いです。
Switch2 vs 初代Switch|スペック比較
ハードウェアスペックを比較してみましょう。
| Switch2 | 初代Switch | |
| 発売年 | 2025年 | 2017年 |
| CPU | ARM Cortex A78C | NVIDIA Tegra X1 |
| メモリ | 12GB LPDDR5X | 4GB LPDDR4 |
| ストレージ | 256GB | 32GB |
| 携帯モード解像度 | 1920×1080(フルHD) | 1280×720(HD) |
| TVモード出力 | 4K | 最大1080p |
| 通信 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
Switch2はCPU・GPUの世代交代によって処理能力が大幅に向上しました。
これはグラフィック性能やゲームの読み込み速度、ゲームのクオリティにも直結する重要なポイントです。
グラフィック性能と処理速度の違い
Switch2では、CPUとGPUの強化によりグラフィック描写の美しさや処理速度が大幅に向上しました。
特に注目されているのが、NVIDIAの最新技術「DLSS(Deep Learning Super Sampling)」の採用です。
Deep Learning Super Sampling(ディープラーニング・スーパーサンプリング)
低解像度で描画した映像を、AIがキレイに高解像度に見せてくれる技術。
ゲームを実際には「1080p」で描画しておきながら、AIが4K相当の美しさに見せてくれる、という仕組み。
これにより、4K解像度での出力が可能になるだけでなく、描画負荷を抑えつつ高精細な画面表示が実現すると期待されています。

メモリの増強によって、より複雑なシーンの処理やオープンワールドでの動的な描写もスムーズにこなせるようになった!
初代Switchでは30fpsのフレームレート低下やロード時間の長さがネックになることがありました。
しかしSwitch2では、より高いフレームレート(最大120fps)を安定して維持できるようになります。
- TVモード 60fps
- 携帯モード 120fps
アクションゲームやレースゲームでの操作の応答性や滑らかさが格段に向上する可能性があります。
グラフィックの進化
画面解像度の向上
初代Switchの携帯モードは1280×720のHD画質でしたが、Switch2ではフルHD(1920×1080)対応の可能性が高まっています。
これにより、携帯プレイでも細部までくっきりと表示され、文字の読みやすさやUIの視認性も向上します。
液晶ディスプレイ
Switch2では有機ELではなく、液晶を採用しています。
発色で劣る液晶を採用した理由として、HDRやVRRを採用するためだったといわれています。
High Dynamic Range(ハイ・ダイナミック・レンジ)
映像の「明るさ」と「色の幅」が格段に広がる技術。
暗いところは真っ暗に、明るいところはしっかり明るく、色もリアルに・鮮やかに表示できる。
Variable Refresh Rate(可変リフレッシュレート)
フレームレートに合わせて、画面のリフレッシュ速度を柔軟に変える技術。
「カクつき」や「ティアリング(画面のズレ)」をなくして、表示をなめらかに保つ。
4K出力対応
Switch2では4K出力に対応しています。

NVIDIAのDLSS技術によって、フルHDの映像をAIがアップスケーリングすることで、TVプレイ時によりシャープで美しいグラフィックを実現しています。
安定した高フレームレート
ドック接続時にはパフォーマンスが引き上げられ、より安定した60fpsの動作が見込まれます。最大で120fps。
画面のカクつきが減り、激しいアクションやレースゲームもスムーズになります。
TVモードでは、フレームレートは60fpsに制限されます。
Switch2で追加された新機能
Switch2は単なる性能アップだけでなく、ユーザー体験を大きく変える新機能や特徴の追加にも力が入っています。
新しい振動技術(HD振動の強化)
初代SwitchのHD振動は高評価でしたが、Switch2ではさらに振動の精度や範囲が拡大し、より繊細な触覚フィードバックが楽しめるようになりました。
強い振動だけでなく、よりリアルな触感や、より反応の速い振動も実現できます。
改良されたアナログスティック
スティックが大きくなり、操作性がアップしました。
長時間の使用でも耐久性がアップし、「スティックドリフト」問題の軽減も期待されています。
高速通信対応(Wi-Fi 6/6E対応)
従来のWi-Fi 5よりも1.5倍の速度での通信が可能です。
大容量データの送受信がスムーズになり、オンラインマルチプレイやダウンロード速度が大幅に改善します。
コストパフォーマンス
性能面では、Switch2は初代Switchと比べて大幅に進化しています。
4K出力対応や高速なロード時間、最新のゲームエンジンへの対応など、ゲーム体験の質は格段に向上しました。
これらの進化を踏まえると、価格は性能対比で見ても非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
まとめ: 初代Switchとどう違うの?
Switch2は、初代よりも
- 読み込みが速く
- 画面がキレイで
- 操作も快適に
とにかく「全体的なゲーム体験が一段階上がる」というイメージです。
特に、初代Switchをすでに所有している方にとっては、買い替えの価値が十分にあると考えられます。
ゲームの起動時間やフレームレートの向上、携帯モードでの画質改善など、日々のプレイがより快適になることは間違いありません。
