家を買う・賃貸どっちがいい?家を買ってはいけない3つの理由

家を買う・賃貸どっちがいい?家を買ってはいけない3つの理由

家を買うべきか?賃貸に住み続けるべきか?考えている方へ。

「賃貸に住み続けるのは家賃がもったいない気がします。家を買ったほうがいいでしょうか?」

「マイホームか?賃貸か?どっちもどっちのようで決められません。」

永遠のテーマように語られていますが、夢のマイホームは幻想です。

当記事での結論は、家は買ってはいけません、です。

ローンは借金

お金

ローンは借金です。

例えば、4000万円の家を金利1%・35年ローンで購入したとします。

あなたは35年間、何があってもローンを払い続けなければならない状況に陥ります。これは良くない状況です。

  • 35年仕事をやめられない
  • 35年で家族構成は変わるのに、家は柔軟に変えられない

人生で一番大きな買い物は、言うまでもなく「マイホーム」です。

元々家は一部の人だけが持てるものでした。一般のサラリーマンが持てるものではありませんでした。

なぜ買えるようになったのか?

「銀行」と「保険会社」の登場のおかげです。

庶民が家を買える仕組み

お金のないサラリーマンも銀行からお金を借りれば、マイホームを購入できます。

サラリーマンは一生会社で働き、借金(ローン)と金利を払ってくれます。病気で払えなくなっても、保険に入っていれば、保険でお金が戻ってきます。

銀行は安心してお金を貸すことができる、という仕組みです。

庶民が家を買えるのは、銀行と保険会社のおかげなのです。経済成長を経た日本は、このような建築会社・金融業界の仕組みで回ってきたのです。

庶民は給料のほとんどを、国・建設会社・保険会社・銀行に吸い取られる仕組みが出来上がっています。

あなたのお金を搾取されないためにも、家を買ってはいけません。

家は資産にならない

「月々の家賃を払うのはもったいない。同じ金額を払うなら、ローンを払ったほうがいい。マイホームはローンを払い終わると、資産になる」

よく聞く言葉ですが、借金をしてマイホームを買うと、一生建設会社・銀行・保険会社のために働くことになります。

価値がない

築30年の一軒家・マンションは資産になりません。

築30年の家の価値は、ほぼゼロです。鉄筋マンションは47年が基準になります。

耐久年数が決められている

築30年も経つと、何かしらのリフォームが必ず必要になります。特に水回りの劣化は早く、一生のうちに数回はリフォームしなければなりません。

リフォーム代だけで、もう一軒家が建てられるなんてザラにあります。

子供が相続しない

子供が親の家を相続したがらないどころが、負担になることも問題になっています。

生活基盤の違うところに建っている家は、子供にとって相続したいものではありません。そもそも相続税がかかりますし。

お金のかかる土地はいらない

土地は持っているだけで、税金がかかります。

買った土地に毎年、税金がかかるっておかしいですよね。国から土地を借りている中国と何が違うというのか。

生涯年収から考える

大卒・大学院卒の生涯年収はおよそ3億円です。(22~60歳までの38年間。平均年収725万円で働いた場合)

  • 税金(所得税・住民税)・年金・社会保険費…6000万円
  • 一般的な人が購入する家・マンション…4000万円
  • 銀行に支払う金利…2000万円
  • 平均生命保険費…2000万円

残り1億6000万円で生活することになります。(退職金・年金給付金は含んでいません。)

子供が2人いる場合。学費+養育費に1人2000万円。2人で4000万円かかる計算になります。

すると残りは、1億2000万円。

夫婦で年間200万円(月20万弱)でも足りなくなります。

生涯年収3億円のうち、半分が生活費と子供の養育費です。

残り1億4000万円は「税金・社会保障」「家」「金利・保険」です。

家を買うことで、銀行に払う金利・国に払う税金が多くなるのです。その割合は多すぎる。それに気づかないと、あなたの生活は苦しくなるばかりです。

新築は買ってはいけない

新築は買った瞬間、損をするようになっています。

新築4000万円の家に、4000万円の価値はありません。

建築会社・不動産会社の利益が上乗せされて、4000万という値段がついているからです。当たり前ですが、家そのものの値段に利益をのせて販売しています。

4000万円のうち、1~2割(400~800万円)は、建築会社・不動産会社の利益です。

家そのものの価値は3200~3600万円ということになります。あなたが買った瞬間に、家の価値は下がるのです。

家を買っているのに、建築会社・不動産会社の利益をあなたが払うのはおかしいと思いませんか?家を建ててくれたのだから、お金を払うのは当たり前と思うのでしたら、納得して新築を買ってください。

なぜ中古物件が安いのか?中古だからではありません。建築会社の利益が売値にのっていないから安いのです。

中古の家の値段は、家の価値に近い値段で売られています。買うなら、中古物件をおすすめします。


以上、「家を買う・賃貸どっちがいい?家を買ってはいけない3つの理由」でした。

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