子供にコップ飲みを教えたい方へ。
どんなに不器用な子でもコップで飲み物が飲めない子はいません。必要なのは慣れと経験だけです。
極論を言ってしまえば、教えなくても見よう見まねで覚えます。ただ教えたほうが早く覚えるので、根気強く教えていきましょう。
私の息子のコップ飲みの練習のやり方をご紹介します。特にめずらしいことはしていませんが、1歳過ぎたくらいから始めて、半年後にはマスターできました。
始める前はストロー・ストローマグを使って、飲むことはできました。マスター後、みそ汁を1滴もこぼすことなく、完食できるまでになりました。
1人で飲んでくれるようになると、とにかく楽です。頑張りましょう。
当記事では、コップ飲みの仕方をお話しします。
目次
コップのふちを口元へ持っていく
1番最初のステップは、コップで飲ませてあげることです。
コップのふちを子供の口元へ持っていきます。くちびるでコップのふちを子供自ら挟むまで、ひたすら待ちます。はさんだらコップを傾けて、水を口に付けるようにします。
口に入らなくても、口の端からこぼれても、最初は気にしてはいけません。そのうちに、コップのふちをはさみながら、上手に水を飲めるようになります。
コツとしては、コップを傾けるのは1口分だけです。すぐにコップをまっすぐに戻してください。
ずっと傾けたままにしていると、子供の口から舌が出てきて、犬みたいに水を飲みだします。
そもそもコップのふちをくわえない子の場合は、大人がコップで飲むところをひたすら見せてください。子供は必ず真似します。
自分で口元へ持っていく
親がコップを持って飲めるようになったら、次のステップです。もとろん、この時点でこぼしながら飲んでても、問題ありません。
次のステップは、子供自身がコップを持って飲むです。
ここまでくると、テーブルに置いたコップを自分で手に取って飲もうとしませんか?
しかしまだ口までの距離感が分かっていないので、口に届くまでに絶対にこぼします。口にくわえてから傾けるように、手を添えてあげましょう。
子供が自分でコップを傾けられないうちは、コップに入れる水に量は多めにしましょう。こぼされるといやだからと、少なめに入れておくと、そもそも水が飲めなくなってしまいます。
水をこぼしながら飲みますが、我慢、我慢。
うまくコップを傾ける
自分でコップを口元へ持っていき飲めるようになったら、次へ行きます。
少なくなった水を、コップを傾けて飲む練習です。
最初はコップを傾けることができないので、あごと頭を持って、首を後ろへ反らせてあげましょう。そうすると、自然とコップが傾きます。コップだけ傾けようと思っても上手くいかないので、首ごと傾けてください。
これも何回かやってやると、子供だけでできるようになります。ここまでが親が子供に教える全てです。
あとは、子供がコップ飲みをひたすら、こなすだけです。親は穏やかな気持ちで見守りましょう。飲む量とこぼす量は、断然こぼす量のほうが多いです。
こぼさない
こぼさずにコップ飲みの練習はできません。
私の場合は、服がびちゃびちゃになって着替えさせるのが面倒なので、コップ飲みの練習は夕食だけと決めていました。すぐお風呂に入るので、いくら濡れても大丈夫なのです。精神的に…。
1歳半になるころには、夕食のみそ汁のお椀をこぼさずに飲めるようになりました。
コップはなんでもいい
子供用のプラスチックの軽いコップがいいと思い、買い与えましたが、うちの子は興味を示しませんでした。息子は大人が使うガラスのコップを使いたがったんです。
だから練習のときから、ガラスのコップで飲んでいました。結局は子供が使いたいと思うものが、1番のようです。
うちの子の場合は、みんなと同じものを使いたがりました。お皿も箸もフォークも、子供用の小さいものは全て拒否されました。大人用の不格好な食器で楽しそうに食べています。
その子が気に入るものを使わせてあげるのがいいですよ。
わざとこぼす
わざとこぼす・ひっくり返す・手を入れる
うちの子もさんざんやりました。というか、コップ飲みをマスターした今でもやります。
最初はコップ=遊び道具だと認識しているんだと思っていました。しかし、コップで飲めるようになっても遊びは相変わらずでした。
コップ=遊び道具=食器の認識のままです。
やめさせ方については、分かりません。なので、今でもマグとコップを併用しています。言葉が通じるようになったら、また変わるかもしれません。
まとめ
コップ飲みは、いつまでにできたらいいって期限はないんです。早くできたからって、えらいわけでもない。
まぁ、そのうちできるでしょう…くらいの気持ちのほうがお互い楽です。適当に頑張りましょう。
以上、「コップ飲み練習のやり方(1歳~半年でマスター)」でした。
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