ふるさと納税をしたのに、住民税が控除されていなかったら、どうすればいいのでしょうか?困っている方へ。
当記事では、筆者の体験談をまとめました。
筆者はふるさと納税をして、確定申告をしました。確定申告をすると、所得税と住民税の両方から控除があります。
所得税の還付金は、銀行口座に振り込まれました。が、住民税の控除がされていませんでした。
こういう時は、どうすればいいのか?筆者はどうすればいいのかをお話しします。
ふるさと納税したのに、住民税が控除されていないとき
筆者の体験談をもとにお話しします。
筆者はふるさと納税をし、その後、確定申告を提出しました。
ふるさと納税は申告しないと、意味がありません。税金の控除が受けられないからです。
申告方法は2つ。確定申告かワンストップ特例申請のどちらかです。
確定申告の場合、所得税の還付金と住民税の控除があります。
筆者の場合も、確定申告後ほどなくして、所得税の還付金が銀行口座に振り込まれました。
そして5月職場から「住民税の決定通知書」を受け取ります。この通知書をみれば、ちゃんと住民税の控除がされているのか確認できます。
しかし、どうみても控除されていない…。
筆者の見方が間違ってる?いや、確定申告で何かミスした?と色々と考えたが、分からない。
ということで、役場に行きました。
役場の税務課へ
「ふるさと納税の住民税が控除されていない」ということで、役場の税務課へ。
- 住民税の決定通知書
- 確定申告の控え
この2つを持っていきました。
通知書を見てもらったところ、確かに控除されていないとのこと。ちょっと確認するといって、データを調べに行きました。
そもそも、役場にあるのは税務署から送られてくる確定申告の1枚目だけ…らしい。住民税の欄は2枚目にあるのだが、役場では確認できないといわれました。
つまり、筆者の確定申告が合っているのか確かめようがない、ということらしい。
しかし筆者は確定申告の控えを持っていたので、見せました。すると、確定申告に問題はないことが分かりました。自分のミスでなくて、よかったです。
おそらく税務署から役場にデータが送られるときに、住民税控除のデータが抜けてしまったのでは?とのことでした。
原因は不明だが、控除されることになった
住民税が控除されていなかった原因は、よく分かりませんでした。
筆者の確定申告に問題なし。税務署の手続きも問題なし。税務署から役場へのデータのやりとりに問題あり?役場のミスなのか?微妙な感じでした。
ともあれ、控除されることになりました。改めて、正しい通知書を職場経由で渡されるようです。
これで解決なのですが、実は去年も控除されていなかったんですよね。筆者が言って、去年の分も改めて控除されることになりました。
ただ去年の分はもう払い終わっているので、後ほど還付金として銀行口座に振り込まれるそうです。
控除されたかチェックしよう
2年連続で住民税が控除されていませんでした。ちょっと勘ぐっちゃいますよね。
一昨年までしっかり控除されていたのに、去年と今年2年連続でミスにより控除されていない…なんて。そんな偶然ありますかね?本当にたまたま?
例えばの話ですけど。
ミスしたふりして、控除しないでおいて。文句を言いに来るか、試しているのでは?
文句を言いに来ない人は、何年も控除しないでいおく。町は本来は取れないはずの税金を取ってるんじゃないの?
なんてね。
以上のことからも、チェックは大事です。ふるさと納税したら、ちゃんと控除されたか確認しましょう。
通知書で確認できます。「概要」の欄に「ふるさと納税寄付○○円」と書いてあれば大丈夫。(自治体によっては概要に記載がないこともあります。)
また、「町民控除額」「県民控除額」の合計がふるさと納税した金額にだいたい合っていたら大丈夫です。正確な控除額は、他の控除(住宅ローンや生命保険控除など)の兼ね合いで、計算するのが面倒なので。
以上、「ふるさと納税・住民税が控除されていないとき、どうするべき?どこに問い合わせる」でした。
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