子供にスマホを持たせるとき、ネット上のトラブルに巻き込まれないか心配ですよね?
「子供にスマホを持たせると、ネットの中で多くの人と関わることになります。トラブルに巻き込まれないか心配です。」
「スマホの使い方を教えるべきか?使って慣れさせるべきか?悩んでいます。」
ネット上にもマナーやルールがあります。
これらを知らないと、トラブルに巻き込まれるだけでなく、トラブルの原因を自ら作ってしまうことになりかねません。
当記事では、ネット上のマナーやルール(ネットリテラシー)について、お話しします。スマホを持たせる前に、しっかりと教えましょう。
どうぞご覧ください。
目次
ネット上のルール|ネットリテラシー
ネットリテラシーという言葉を知っていますか?
欲しい情報を得る能力
ネット上に膨大にある情報の中から、自分の知りたい情報を手に入れるには、能力が必要です。
ネット検索するとき、検索ワードを入力します。そのとき、2語・3語を入力して、情報を絞っていくのが定石です。
しかし、検索するのが下手な人っているんです。
的確なワードを入力しなければ、欲しい情報は得られません。
- 例えば、お店を検索する場合
- おいしい イタリアン ○○駅
- 人気 イタリアン ○○駅
大多数の人が入力するワードを入力したほうが、欲しい情報を得やすいのです。この場合、「おいしい」より「人気」のほうが検索する人は多いです。
大多数の人が検索しないワードで検索してしまう人は、検索するのが下手な人です。
トラブルを回避する自衛能力
スマホを持つとき、最低限身につけてほしいのは自衛能力です。
- ネットでやってはいないことをしない
- マナーを守る
など、ネットリテラシーの例を挙げて、解説します。
情報を正しく判断する
ネット上にある情報は、すべて正しいと鵜呑みにしている人がいます。例えまとめ有名なまとめサイトであっても、間違っていることはあります。
ライオンが逃げ出した?
震災時、ツイッターで動物園からライオンが逃げ出したと、ウソの投稿が拡散され、混乱を招きました。
本当に正しい情報なのか、自分で判断することは大事ことです。
情報に振り回させないこと、心を乱されないことを普段から心がけましょう。
医者よりもネットが正しい?
医療系のまとめサイトを見て、病院に来た人がいました。
その人はネットの間違った情報を信じてしまい、医者がそのサイトの情報は間違っていると言っても聞きませんでした。
ネットより目の前の医者のほうが信用できるはずなのに。おかしな話です。
著作権を侵害しない
違法でアップロードされた音楽・映画・マンガ・アニメなどを、ダウンロードしてはいけません。
2010年法律で禁止され、実際に逮捕された例もあります。
かつてマンガがタダで読めるサイトがありました。中高生に人気のそのサイトは、著作権を無視した違法なサイトでした。
そのサイトが閉鎖された後も、彼らは他のマンガがタダで読めるサイトを探し続けました。
彼らはマンガはネットでタダで読むのが当たり前だ、違法だと理解していないのです。
例え違法にアップされたものでも、見るだけなら罪には問われません。
しかし違法なサイトは見ない、加担しない意識も見る側には必要です。
勝手にアップロードしない
家族や友人、もちろん知らない人でも、許可なく勝手に写真を投稿してはいけません。
ネットに上がった写真は世界中誰もが見られるものであり、悪用できるものだからです。
よく見かけるのが、子供の写真に目線を入れて顔を隠している写真です。それはいいのですが、映り込んだ人の顔がはっきり分かるようなものはちょっと配慮が足りていないです。
公開されても文句は言えない
ネット上にあるものは、公開してもいいものです。
例えば、ツイッターにあげたツイート、インスタにあげた写真。
これらは公開された時点で、世界中の人に公開しているわけですから、引用して誰かがブログに載せてもいいのです。(ちゃんと引用を明記すれば)
自分が投稿したものが、引用されて広められても文句は言えないのです。
公開してはいけないもの
- 個人同士のメールにやりとり
- DMのやりとり
メールのやり取りなどは、特定の人に向けたものです。これらを相手の承諾なくネットにあげてはいけません。
ネットリテラシーは一生もの
ネットリテラシーは一度習得すると、その人の一生の知識となります。
ネットリテラシーは大人でも出来ていない人はいます。ぜひ子供のうちに身につけさせてあげてください。
若気の至りが世界中に公開されていまい、一生消えない怖さがあります。後悔しないために、気をつけましょう。
以上、「子供にスマホを持たせる前に教えたいネット上のルール|ネットリテラシー」でした。
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