保育園に入れなくて困っている方へ。
保育園は認可保育園でなければいけないと、決め付けていませんか?
認可外保育園も選択肢に入れましょう。認可外だからダメなんてことはありませんよ。
認可外保育園ならではのメリットもあります。当記事では、認可外保育園の種類・選ぶポイントをまとめました。
どうぞご覧ください。
目次
認可と認可外の違い
仕事探しをするには保育園探しも同時にしなければならず、大変な思いをする人も多いです。
仕事が決まらなければ保育園が決まらず、保育園が決まらなければ仕事が…と、卵が先かニワトリが先かという状況に陥るからです。
この問題を解決するには、認可保育園以外を選択肢に入れることです。
待機児童が多く、保育園に入れない人の強い味方となるのが、認可外保育園です。
認可保育園
- 施設の広さ・保育士の人数・設備が国の定めた基準をクリアした保育園。
- 公立と私立あり。
- 保育料は、世帯収入に応じて段階的に定められている
- 申し込みは、市区町村の役所窓口へ。
認可外保育園
- 国の定めた基準を満たしていない保育園。
- 全て私立
- 保育料は高め
- 保育園と直接契約する。空きがあれば、働いてなくても入園可能
- 在住に関わらず、自由に選べる
認可外保育園は入りやすい
認可保育園と入園条件を比べてみましょう。
認可保育園の入園条件
- 仕事をしている
- 求職中
- 妊娠している(予定日の42日前~56日後まで)
- 介護をしている
- 病気
実際はこの条件に当てはまっても、入れないのが現実です。定員よりも入園希望者が多い場合、入園審査が行われるからです。
そのとき優先されるのが、より困っている家庭です。
選考基準で優先度が高い人
- ひとり親世帯
- 仕事で保育できない
- 病気
- すでに認可外保育園に入っている
- 兄弟が入園している
仕事している人の中でも、より長い時間仕事している人が優先されます。パートよりも正社員のほうが有利です。
認可外保育園は入りやすい
認可外保育園は空きさえあれば、働いていなくても入園できます。審査などはなく、早いもの順のところが多いです。
求職中の人は、まず認可外保育園に入園し、認可保育園の空きを待つという手があります。
「すでに仕事している」「認可外保育園に入っている」は、優先される条件でもあります。
認可外保育園の種類
保育園を選ぶときは認可保育園だけでなく、自宅から通える範囲にどのような保育サービスがあるかチェックして、選択肢を増やすことが大切です。
認可外保育園やベビーシッターなどお金を払って保育サービスを一定期間利用すると、認可保育園の審査時の加算ポイントとなります。そのため来年認可保育園に入園できる可能性が高くなります。
認定こども園
- 各都道府県知事が認定した幼稚園と保育園の一体型施設。
- 親の就労に関わらず、入園が可能
- 幼稚園が母体となっている場合、保育時間が短い・夏休みなどの長期休暇があるので、年間スケジュールを確認しましょう。
保育ママ
- 市区町村の認定を受けた保護者が、その自宅にて保育を行う。
- 預かる児童の年齢は3歳まで、弁当持参が多い。
- 基本的に一人の保育ママに対し、3人を限度として預かる
業務内保育所
- 保育所を併設している企業
- 子供と一緒に通勤することになるので、家からの距離を考慮しましょう。
自治体によって、提携している保育サービスが違うので、住んでる地域の役所の保育課やサイトをチェックしてみましょう。
保育園を選ぶポイント
保育園を選ぶ際は、見学をして選ぶといいです。
- 施設環境
- 給食内容
- 保育士の人数・質
- 子供の様子
- 庭のない保育園の場合、公園へ行くかどうか
まとめ
認可外だから良くない、なんてことはありません。
例え認可外の保育園でもすばらしい保育士さん、保育園はたくさんあります。あなたが保育園を選ぶときの選択肢にぜひ入れてみてください。
以上、「保育園はいれなかったら認可外保育園からステップアップせよ」でした。
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