シングルマザーになったとき、やらなければならない手続きについて、知りたい方へ。
シングルマザーになると、苗字が変わる・住所が変わるなど様々な変化が起こります。市役所に行かなければならず、めんどくさいことばかりです。
お金や税金に関わることは、なるべく早く変更しておかないと、後々困りますからね。
手早く、効率的に必要な手続きを済ませてしまいましょう。
当記事では、シングルマザーになったら必要な手続きをまとめました。ぜひ参考にしてください。
目次
シングルマザーに必要な手続き一覧
必要な手続きは多いので、整理しておきましょう。
- 戸籍
- 住民票
- 健康保険
- 年金
- 児童手当
苗字・住所変更に伴う手続き
- 免許証
- 銀行通帳
- クレジットカード
- マイナンバーカード
手当・助成の手続き
- 子供の医療費
- 住宅手当
- 児童扶養手当
- 医療費助成
手当や助成については、別記事でまとめています。
手続きだけで、これだけあります。詳しく説明します。
戸籍・住民票
離婚届・死亡届を提出した後、すぐに手続きはできないので、注意しましょう。数日~1週間はみておきましょう。
戸籍謄本
新しい戸籍を作ります。
今までは夫が世帯主だったところを抜けて、あなたが世帯主として新たに戸籍を作るのです。または、親の戸籍に戻ることもできます。
親と同居する場合でも、1つの家に2つの世帯という形もできます。親とは別にあなたと子供だけで戸籍を作り、親と同居するのもありです。
後に引っ越す予定があったり、保険や学校やなんやらの手続きをするときに世帯主を記入することがあると思います。そのとき、ややこしくないように、あなたと子供だけの戸籍を新たにつくことをおすすめします。
住民票
住所が変わるときだけ、手続きが必要です。
住民票の名字は離婚届を出すと、勝手に変わります。そのため、住所に変更がなければ、そのままでOKです。
健康保険の変更手続き
夫の扶養に入っていた場合、健康保険証を夫の会社に返却しましょう。
このあとは、以下のどちらかになります。
- 自身の勤める会社の社会保障に入る
- 国民健康保険に加入する
勤め先の健康保険に入るには条件があります。
- 会社の規模・人数
- 勤務日数
- 収入
これらの条件に当てはまらないときは、自身で国民健康保険に加入しましょう。
市役所で手続きします。所得によっては、免除・減税・猶予などの制度もあります。
年金の変更手続き
シングルマザーになる前から、自分の年金を自分で納めていた場合、市役所で名字の変更をするだけでOKです。
夫の扶養に入っていた場合、名字の変更と一緒に年金の切り替えも必要になります。
- 自分の働いている会社の社会保険に入る…給料から天引きされる
- 会社の社会保険に入らない・無職の場合…自分で年金を払う
所得によって、免除・減税・猶予などの制度もあります。
死別の場合にもらえる遺族年金について
児童手当の変更手続き
年3回振り込まれる児童手当を夫からあなたへ変更する手続きです。
子供一人当たり
- 0~3歳未満…15000円
- 3歳~中学生…10000円
- 3子以降の3歳~小学生…15000円
市役所で手続きします。手順は、
- 父親が「児童手当・特例給付受給事由消滅届」を提出
- 母親が「児童手当・特別給付認定請求書」を提出
夫が消滅届を書いてくれない場合、同居していないことを証明すればOKです。市役所に相談してみましょう。
免許証の変更手続き
色々な場所で証明証として使うので、早く変更したいです。
警察署で、名字・住所の変更をしましょう。
銀行・通帳・クレジットカードの変更
名字が変わったら、名義変更をしましょう。
通帳で引き落としをしているときは、公共料金・クレジットカードなどの名前も変更しておきましょう。引き落としができなくなります。
クレジットカードによっては、名前だけでなくカード番号自体が変わるカードがあります。
その場合、クレジットカードで引き落とされる全ての変更が必要になります。
マイナンバーカードの変更手続き
マイナンバーカードの変更手続きは、市役所で行います。
通知カードの場合、名前や住所が変わると証明証としては使えなくなります。番号は生涯変わらないので、番号だけ記入するならずっと使えます。
通知カードの名前や住所の変更はしてくれないので、マイナンバーカードを作ることななります。
まとめ
やらなけらばならない手続きがたくさんあります。効率よく済ますには、順番が大事です。
- 戸籍・住民票
- 免許証
- 銀行・通帳
- 公共料金の引き落とし元
- 児童手当
- 健康保険
- 年金
- その他手当
この順で行うのがいいでしょう。
以上、「シングルマザーになったら、必要な手続き一覧・名字や住所変更に伴う手続き」でした。
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