妊娠・出産をきっかけに仕事を辞めたけど、そろそろ子どもを保育園に入れて働こうかなと考えている人へ。
「子供が幼稚園に入っても、すぐに帰ってきてしまいます。それでは、働けません。出来るなら、保育時間の長い保育園に入れたいです。」
「正社員として働くことは難しいので、パートで働きたいと考えています。できるでしょうか?」
パートでは、きびしいですよ。
もちろんパートでも保育園に入ることはできます。しかし調べていくうちに、パートをしながら、日々の生活をこなすのは無理だと感じました。
こんなにきびしいなら、働かないほうがマシなくらいです。
当記事では、パートでの保育園の入園条件をお話しします。中々きびしいですが、どうぞご覧ください。
目次
保育園の入園条件
保育料さえ払えば、誰でも入れるわけではありません。
市町村によって違いはありますが、だいたいの条件は以下のようなものです。
保育の認定基準
- 仕事をしている
- 出産前後(予定日の42日前~56日後まで)
- 病気
- 介護をしている
- 求職中
もちろんパートもOKです。
住んでいるところの入園の条件が知りたい場合は、市町村役場で言えば資料がもらえます。
選考基準でパートは優先度が低い
入園希望者が多い場合、パートは落とされる可能性が高いです。なせなら、保育園の選考基準がより困っている人が優先だからです。
選考基準で優先度が高い人
- ひとり親世帯
- 仕事で保育できない
- 病気
- すでに認可外保育園に入っている
- 兄弟が入園している
パートも仕事ですが、より勤務時間の長い正社員のほうが優先されます。
入園希望者に余裕がある地方だと、入園条件さえ満たせばパートでも比較的入りやすいことがあります。
パートだと勤務時間がクリアできない
現在、仕事をしていない(専業主婦)で保育園に入れて、パートをしようと考えたとき、ぶつかるのが勤務時間の壁です。
市町村によって、最低労働時間が決められています。
ある町の最低労働時間
- 月96時間以上
- 1日5時間勤務で週5日
- 1日6時間勤務で週4日
この条件は正社員ならともかく、パートには無理ですよね。
平日ほぼ毎日5時間働かなければいけません。しかし、他に働いている人とのシフトの兼ね合いもあるし。パートなんて月によって勤務時間が変わるのが当たり前です。
この条件をクリアするには、仕事を探す段階で店長に毎日働かせてくださいと、お願いしなければなりません。
1日のスケジュールがハードすぎる
運よく平日5時間働ける仕事が見つかったとします。
しかし考えてみてください。1日のスケジュールがハードすぎませんか?
パート保育の1日のスケジュール
- 8:00 保育園へ送る
- 9:00 パート開始
- 15:00 パート終了
- 16:00 保育園お迎え
休んでる暇なんかありません。
もちろん正社員で働いている人も同じスケジュールです。けど正社員は同じ時間働いても、もらえる給料が多いでしょ?
このハードスケジュールは、パートの給料じゃ割に合わないですよ。
時給900円として、月96時間働くと、給料は8万6400円です。正社員はその倍以上もらっているわけですから。
こんなに毎日頑張って働いた見返りが、保育料をひくと5万円も残りません。やってられませんよ。
だったら働かない・保育園はあきらめるって選択肢に落ち着きます。子供を保育園に入れて働くなら、パートではなく正社員でなければ厳しいです。
まとめ
保育料が無償化され、競争はさらに激化します。
仕事の申請がパートだと、保育園に入園する条件としては弱いのが現状です。
以上、「保育園の入園条件パートにはきびしい問題|パートしない方が楽に生活できる」でした。
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