証券口座の仕組みを解説「口座開設は誰でもできる」

証券口座の仕組みを解説「口座開設は誰でもできる」

投資を始めようかなと考えてる方、または初心者の方へ、証券口座の開設について解説します。

「投資初心者です。証券口座って何なのか分かりません? 預金口座とは違うの?イメージが全くつかないので、教えてほしいです。」

「証券口座の仕組みがいまいちわからない…」

投資をするときは、証券口座の開設が不可欠です。しかし証券口座って言われても、実際に通帳があるものでもないのでイメージがわかないですよね。

証券口座について知りたい方へ。

証券口座は誰でも作ることができます。しかし仕組みややり方がわかっていないと、投資自体もうまくいきません。投資を始める前に、つまずいてしまいます。

私自身、投資を始める際、専門用語・仕組みを理解するのに苦労しました。

この記事では、初心者投資家向けにわかりやすく解説していきます。あなたの投資運用の手助けになれば幸いです。

どうぞご覧ください。

証券口座とは

証券口座とは、投資(株の売買など)をするときに必要になる口座です。

銀行の預金口座とは違い、通帳がありません。ネット銀行のように、ネット上に口座が存在しています。ホームページ上でID・パスワードを入力・ログインし、出入金の管理をします。

証券口座の仕組み

株を売買するときは、まず証券口座に入金します。証券会社を通じて、株を売買するのです。

株を売買する例

  • ①証券口座に10万円入金する
  • ② 10万円の株を買う
  • ③株が値上がり11万円になったとき売ると、口座に11万円入金される(1万円の利益)
  • または、株が値下がりし9万円になったとき売ると、口座に9万円入金される(1万円の損)

こんな感じです。

証券口座に入金したお金で株の売買をするのです。証券口座の中にあるお金は、いつでも銀行口座に出金(振込)して現金化することができます。

証券口座開設は誰でもできる

証券口座

証券口座は誰でももてます。

年齢制限なし

証券会社によっては、未成年の場合は親の同意が必要な会社もあります。

収入制限なし

収入が少なくても無職でも学生でも持てます。

口座開設のときに、身分証明さえできれば誰でも口座開設が可能です。

身分証明に必要なのは、例えばマイナンバーや免許証・健康保険証などです。

証券口座の仕組み

一口に証券口座といっても、実は3つ種類があります。

  • 取引口座
  • ニーサ口座
  • イデコ口座

この中から1つを選んでも良いですし、3つとも開設してもokです。

注意
証券会社によっては、ニーサやイデコを扱っていない会社もあります。
証券口座の種類

それぞれ説明します。

取引・ニーサ・イデコ口座の違い

それぞれ運用できる投資商品や運用制限に違いがあります。

  • 取引口座…株(国内・外国株)・投資信託・リート・ETFなど
  • ニーサ口座…投資信託・ETF
  • イデコ口座…投資信託

取引口座には運用年数・金額・投資商品に制限はありません。対して、ニーサ・イデコを使った運用には様々な制限がかかります。

個別株(〇〇会社の株)を売買したいなら、取引口座を開設しましょう。

取引口座にはさらに特別口座と一般口座に分かれますどちらが自分に合っているか? は投資スタイルによります。

参考記事

一般口座と特別口座どっちがいい?間違えると損をする・あなたに合った選び方

証券口座の開設方法

証券口座は銀行・証券会社で開設できます。

選ぶポイントは、使いやすさや手数料で決めましょう。比較的手数料が安いネット証券会社がおすすめです。

口座開設に必要なもの

  • 本人を証明するもの(運転免許証・パスポート等)
  • マイナンバー

ネット証券会社なら、1週間とかからず取引を始められます。

口座開設の手順

  • ホームページにアクセス
  • 口座開設をクリック
  • 名前・住所などの個人情報を入力
  • 本人を証明するもの・マイナンバーを提出(郵送またはデータ送信)

おすすめの証券会社は?

選ぶポイントは、使いやすさと手数料の安さです。

銀行は実店舗を持っているため、どうしても手数料が高くなりがちです。その点、ネット証券会社の方が手数料は安くなります。さらに独自の取引ツールやアプリを無料で使えたりサービスもいいです。

あなたの取引スタイルに合った証券会社を見つけましょう。ネット証券会社をまとめました。参考にしてください。

参考記事

おすすめネット証券会社「楽天・SBI」手数料の安さと投資スタイルで決めるべし

まとめ

証券口座は誰でも簡単に作れます。

いくつかの会社で開設して、それぞれで運用している人もいます。初心者はまず1つ好きな口座を作ってみましょう。実際に使ってみないとわからなかったことが見えてきます。


以上、「知識ゼロでも分かる証券口座の仕組みを解説「口座開設は誰でもできる」でした。

参考記事も合わせてご覧ください。