ページネーション・ページ送りをサイトに設置したい方へ。
ページ送り・ページネーションとは、
ページが複数に及ぶとき、ページ下部に設置されているリンクのことです。ECサイトや一覧ページなどで、よく見かけますよね。
ページネーション・ページ送りの作り方を知りたい方へ。
当記事では、ページ送り・ページネーションをサイトに設置する方法をお話しします。
このようなページネーションはESO対策をしっかりしないと、重複コンテンツとみなされて、サイト評価を下げることになります。
人の目には違うページなのですが、商品の一覧ページはクローラにとっては同じに見えてしまうからです。対策は万全にしましょう。
どうぞご覧ください。
目次
一覧表示で気を付けること
クローラーが訪問する頻度が高いのは、1ページ目です。
1ページ目には、強化したい重要なページのリンクを中心にしましょう。
- おすすめ度の高いもの
- 重要なページへのリンク
クローラーは全てのページをインデックスするとは限りません。
クロール頻度の高い1ページ目に、特にインデックスしてほしいページリンクや、インデックスされにくい最後のページへのリンクを設置するよう意識しましょう。
これはSEO対策だけではなく、ユーザービリティの観点からも重要です。ユーザーに訪れてほしいページのリンクを1ページ目に置き、ユーザーを誘導します。
ページのリンクを最適化する
検索エンジンは、1つのサイトで一定のページ数しかクロールしないと言われています。
全てのページをインデックスさせるために、ページリンクの最適化をしましょう。
ページリンクの最適化
- ページネーションの先頭と最後のリンクを常に設置する
- 10ページ以上の場合は、前後5ページずつのリンクにする
ページネーションタグとは
検索エンジンに情報量が多いためページを分割していることを知らせる要素
それぞれのページの<head>タグ内にページネーションタグを挿入することで、ページの分割を知らせます。
重複コンテンツを回避するタグではないので、<title>タグ、<meta>タグ、<h1>タグはページごとに変えましょう。
ページネーションタグの設置方法
3つに分割されたページに、ページネーションタグを設置する場合
- 1ページ目 http://example.com/aaa.html
- 2ページ目 http://example.com/aaa.html?page=2
- 3ページ目 http://example.com/aaa.html?page=3
1ページ目の<head>タグ内
最初のページはrel=nextに、次のページのURLを記載する
<link rel="next"href="http://example.com/aaa.html?page=2">
2ページ目の<head>タグ内
rel=prevには前のページのURLを、rel=nextには次のページのURLも記載する
<link rel="prev"href="http://example.com/aaa.html">
<link rel="next"href="http://example.com/aaa.html?page=3">
3ページ目の<head>タグ内
最後のページはrel=prevの記載のみ
<link rel="prev"href="http://example.com/aaa.html?page=2">
まとめ
ページネーションタグを置く目的は、検索エンジンにページの内容を正しく認識してもらうためです。
ページを分けることで起こるデメリットを、リンクの最適化・ページネーションタグの設置で補いましょう。
以上、「ページネーション・ページ送りの正しい設置方法|SEO対策」でした。
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