ページネーション・ページ送りの正しい設置方法|SEO対策

書類

ページネーション・ページ送りをサイトに設置したい方へ。

ページ送り・ページネーションとは、

【 << 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 >> 】

ページが複数に及ぶとき、ページ下部に設置されているリンクのことです。ECサイトや一覧ページなどで、よく見かけますよね。

ページネーション・ページ送りの作り方を知りたい方へ。

当記事では、ページ送り・ページネーションをサイトに設置する方法をお話しします。

このようなページネーションはESO対策をしっかりしないと、重複コンテンツとみなされて、サイト評価を下げることになります。

人の目には違うページなのですが、商品の一覧ページはクローラにとっては同じに見えてしまうからです。対策は万全にしましょう。

どうぞご覧ください。

一覧表示で気を付けること

ページネーションとは
複数ページになる場合、検索エンジンがクロールしやすいようにページをナンバリングすること

クローラーが訪問する頻度が高いのは、1ページ目です。

1ページ目には、強化したい重要なページのリンクを中心にしましょう。

  • おすすめ度の高いもの
  • 重要なページへのリンク

クローラーは全てのページをインデックスするとは限りません。

クロール頻度の高い1ページ目に、特にインデックスしてほしいページリンクや、インデックスされにくい最後のページへのリンクを設置するよう意識しましょう。

これはSEO対策だけではなく、ユーザービリティの観点からも重要です。ユーザーに訪れてほしいページのリンクを1ページ目に置き、ユーザーを誘導します。

ページのリンクを最適化する

検索エンジンは、1つのサイトで一定のページ数しかクロールしないと言われています。

全てのページをインデックスさせるために、ページリンクの最適化をしましょう。

ページリンクの最適化

【 <<1 … 4・5・6・7・8・9・10・11・12 … 20>> 】
  • ページネーションの先頭と最後のリンクを常に設置する
  • 10ページ以上の場合は、前後5ページずつのリンクにする

ページネーションタグとは

ページネーションタグとは
1つのコンテンツを複数ページの分割して表示している場合、
検索エンジンに情報量が多いためページを分割していることを知らせる要素

それぞれのページの<head>タグ内にページネーションタグを挿入することで、ページの分割を知らせます。

重複コンテンツを回避するタグではないので、<title>タグ、<meta>タグ、<h1>タグはページごとに変えましょう。

ページネーションタグの設置方法

3つに分割されたページに、ページネーションタグを設置する場合

  • 1ページ目 http://example.com/aaa.html
  • 2ページ目 http://example.com/aaa.html?page=2
  • 3ページ目 http://example.com/aaa.html?page=3

1ページ目の<head>タグ内

最初のページはrel=nextに、次のページのURLを記載する

HTML
<link rel="next"href="http://example.com/aaa.html?page=2">

2ページ目の<head>タグ内

rel=prevには前のページのURLを、rel=nextには次のページのURLも記載する

HTML
<link rel="prev"href="http://example.com/aaa.html">
<link rel="next"href="http://example.com/aaa.html?page=3">

3ページ目の<head>タグ内

最後のページはrel=prevの記載のみ

HTML
<link rel="prev"href="http://example.com/aaa.html?page=2">

まとめ

ページネーションタグを置く目的は、検索エンジンにページの内容を正しく認識してもらうためです。

ページを分けることで起こるデメリットを、リンクの最適化・ページネーションタグの設置で補いましょう。


以上、「ページネーション・ページ送りの正しい設置方法|SEO対策」でした。

参考記事も合わせてご覧ください。